毎年ごとに同じ額の贈与を繰り返すような連年贈与にも注意が必要です。

たとえば基礎控除額の１１０万円を毎年無税で15年かけて贈与しても、最初
から1,650万円を贈与する約束ができていたんだろうと税務署が考えれば、
一括して贈与税が課税され長年の積み重ねが無意味になることもありえます。

このため、毎年の贈与額を変えるのが得策といえます。毎年110万円ずつ贈
与するのではなく、たとえば1年目は150万円、2年目は130万円、3年目は120
万円というように金額を変え、贈与税を納付します。贈与する月日も毎年変える
とよいでしょう。

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